雄勝町は、平成17年4月1日桃生町、河南町、河北町、北上町、牡鹿郡牡鹿町と
石巻市とで合併し、新しい石巻市となりました。
旧雄勝町の総面積46.09キロ平米のうち73.9パーセントが山林
でしめられていて平坦地が極端に少なく可宅地面積は総面積の4.6
パーセントにすぎないそのため人家は比較的平坦地の多い雄勝地
区に集中しその他は山間の比較的緩やかな傾地にあり、集落は15
の地区に分かれている。
旧雄勝町は非常に水産業が盛んであるとともに、600年の伝統を
誇り、全国シェアの90パーセントを占めるの「雄勝硯」の産地として
有名である。
この町を取り巻く海洋環境は美しく、みやぎ新観光名所100選に
選ばれた、半島の突端にある大須崎、きれいなビーチの荒浜等々風
光明媚なリアス式海岸を有する。それらの海岸線全てが南三陸金華
山国定公園及び硯上山万石浦県立自然公園の指定を受けている。
気候は海洋性気候を呈して寒暖の差は小さく、県内では比較的温
暖で降雪も少ない地域である。
3.11東日本大震災で壊滅的ダメージを受けるも、
住民はたくましく、再興の一歩を踏み出している。
東日本大震災 雄勝地区 津波状況画像