2004年10月17日 とほほ・・のへへへ・・水浜作楽神社祭典の巻
すみません。舞台日記しばらく更新してなかったです。
わーい秋祭り楽しみだ!!最近プレッシャーをちと楽しめるようになりました。
やはり後輩が入ったことが大きいのかなっと思ってます。10月に入ってからというもの頭の中は祭り一色でした。自分の祭り好きもここまでくればりっぱなものかもしれないです。血が騒ぐというかアドレナリンが放出するというか、神楽保存会に入ってからというもの益々祭りが好きになりました。
今回の祭典には、新人君が来られないといと連絡が事前にありましたので、今回は自分は一番はじめに舞わなければならないなっと思ってました。なので密かに「道祖」を練習していたのです。舞もまずまず、カンナギもばっちり!!いいぞ、こんなに順調でいいのかよってくらい練習では舞えてました。普通は、入会間もない新人から3年生くらいは一番はじめに「初矢」を舞うことは何度か記載してましたが、新人が来ない場合で一番下がそれなりの年数が行ってる場合で夜神楽を奉納しない地区では「道祖」からはじまるのです。なので、最近では一番気合いの入った自主練習をしていました。シミュレーションではばっちりの私、予定どおり「道祖頼む」の声がかかり、内心ヨッシャーっと思ってました。舞台に上がり順調に舞いはじめます。(練習どおりやろう)内心はそればかり、舞台での所作も想像してたとおり。何もかも順調でした。・・・・途中までは・・・・(おいおいまたかよ!!)順調に舞ってるとき一つの歯車が狂うと修正が大変なんです。予想もしないアクシデント、同じカンナギを2度いってしまったのです。問題は間違いじゃないんです。その後いかに修正するか、流れを止めず舞いきるかなんですけど、その間違い一つの動揺から本来の自分を見失ったというか・・・・多分焦ったんだと思うんだけど、最後まで焦りが止まらずしっちゃかめっちゃかでした。そでに引っ込んでからは(なんで?)の自問自答の繰り返し、ちゃんと練習したから(なぜ)が大きい、真っ白状態の私に先輩は「まぁ、あんなもんだ」と優しいひとこと、きっと皆がとおってきた道なのかなぁと思いました。とほほ・・です。
でも、悪いことばかりじゃない。一番間をあけて、「岩戸開」。なぜか私の役柄は手力男、主役です。もちろん知ってますけど自分に回ってくる役では今まではなかったので練習してません。「道祖」でとほほなまでにへこんだ私は、これ以上は落ちないだろうという考えから喜んで引き受けました。
ホント不思議だよね。何であそこまで納得できる舞ができてんの?道祖はいったいなんだったの?と訳分からなくなるくらいちゃんと舞えちゃったんです。神様は試練と喜びを今日一日に両方準備してくれたんですね。へへへ・・